兄弟姉妹がいる家庭にとって、兄弟げんかは大きな悩みの種です。親は「仲良く過ごしてほしい」と願いますが、現実は違います。毎日ささいなことでけんかする兄弟姉妹を持つ家庭がほとんどではないでしょうか。どちらかが泣いてしまったり、怪我をしてしまったりすると、親としてどこまで介入してよいか悩んでしまうこともありますよね。

 

  

今回は6歳と3歳のわんぱく兄弟がいる我が家が実践している兄弟げんかの対処法をご紹介します。

  

兄弟げんか、我が家の場合

我が家の長男は、次男が生まれたときから嫉妬や赤ちゃん返りが激しく出るタイプ。0歳の赤ちゃんを相手に、手や足を引っ張ったり、腕にかみついたりといったさまざまな問題行動に悩まされてきました。

 

次男が半年になった頃からは、長男も次男の存在に少しずつ慣れ、手出しは多少減りましたが完全になくなることはありませんでした。

 

兄弟の関係に変化が訪れたのは、次男が2歳を過ぎたあたりから。次男に自我が芽生え始め、やられっぱなしだった状態だった次男も段々とやり返すようになりました。

 

まだ物心ついていない次男は容赦なく、ものを投げたり体当たりしたりと長男も顔負けの攻撃力です。長男も手加減をやめ、兄弟げんかが徐々にダイナミックになりました。

 

私は当初、「親として子供に悪いことは悪いと教えなければいけない」と思い、兄弟げんかが始まるとすぐ止めにかかっていました。

 

「最初に手を出した」「手加減しなかった」というような理由で長男を叱る場合が多かったのですが、けんかを止めれば止めるほど、兄弟げんかの頻度が高くなるように感じました。また、長男を叱った後、長男が別部屋でしくしく泣くようになり、何かもっと良い対処法がないか考えるようになりました。

 

 

兄弟げんかについて我が家が参考にした「考え方」


 

保育園の先生に相談したり、インターネットで情報を探したりする中で、兄弟げんかは基本的に放っておいた方が良いという考え方を知り、驚きました。自分の目の前で勃発しているいざこざを無視するのは忍耐力が必要ですよね。もちろんどちらかが怪我しそうになったり、あまりに危険な状況になったりした場合は止めに入ります。しかし、極限まで親が介入しないようにしていると、いつの間にかけんかが収まり、知らないうちに仲直りするようになりました。

 

我が家が参考にした考え方をご紹介します。


 

2018年9月に放送されたNHK Eテレの番組「ウワサの保護者会」では、兄弟げんかについて教育学の専門家が以下のような考え方を紹介しました。

 

✔️  親はどっちが悪いと、善悪の判断をしてはならない。

✔️ 親は伝達役に徹する。

 

とくに、親が善悪の判断をしない理由として「親に『あなたが悪い』と決めつけられるなどして、子どもが納得できない気持ちをため込むと、きょうだいをもっと攻撃したい気持ちが生まれてしまうかも。」と言及されました。

 

これは以前の我が家の状況にぴったり当てはまりました。この考え方を知ってから、我が家では出来るだけ「今のは〇〇が悪いから誤りなさい」という言葉は避けるようにしています。

 

https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/100/303176.html

 

兄弟げんかを「良いこと」と捉える考え方も私にとっては救いでした。

 

ベネッセ教育情報サイトには、以下のような考え方が紹介されています。

 

»» けんかという葛藤が子どもの人間関係の能力を磨いてくれる。

»» 欲求不満は人間の向上にとって欠かせないエネルギー。好奇心ややる気が強い人は、欲求不満の強い人。子どもはものを取り合うことで、人間が向上するためのエネルギーを磨いているとも言える。

 

我が家の場合、周りにあまり激しい兄弟げんかをする家庭がいなかったので、「兄弟げんかをするのは子供がわがままに育ってしまったからだろうか」などとネガティブに考えてしまうこともありました。

 

しかしけんかを通して子供が成長をしているのだと前向きに捉えることで、激しい兄弟げんかを前にしても冷静でいられることができるようになりました。

 

参考URL:https://benesse.jp/kosodate/201604/20160401-2.html

 

  

まとめ

 

兄弟や姉妹で激しいけんかが続くと、親もイライラしてしまうこともあります。しかし、今回ご紹介したような対処法を参考にして、兄弟げんかを少しでも良い方に捉えられると、前向きに過ごせるかもしれませんね。