子供の肌は水分を抱え込む力が弱く、乾燥肌になりやすい傾向にあります。
 
 「乾燥肌」は様々な肌トラブルの元となっている可能性があり、子供のカサカサ肌(乾燥肌)で多くのママが悩んでいることがわかりました。

ここでは子供が乾燥肌になる原因と保湿とスキンケア対策など、わかりやすく解説していきます。

少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいですm(_ _)m

 

 

 

 

子供の肌が乾燥しやすい原因とは?

 

子供の肌が乾燥しやすい原因

 

子供の肌は外部からの刺激やアレルゲン物質などの侵入を防ぐバリア機能も未熟です。

 

つまり大人よりもトラブルが起こりやすい肌と言えます。私たちの肌の表面には、善玉菌と悪玉菌など約1兆個の菌が共存していると言われています。

 

最近では「肌フローラ」と呼ばれメディアでも注目されているので聞いたことのあるママも多いのではないでしょうか?

子供の乾燥肌対策にはスキンケアの他に日々のちょっとしたことを見直す必要があります。

 

 

▼このコーナーを監修した人

mamioh編集部 のん

JCLA 日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ取得。健康入浴指導士取得。1児の母。

 

ママの影響で男の子なのにお風呂上がりに自分でスキンケアをするように(^_^;)最近では身体の内側から健康な生活を送るために「体内リズム」について勉強中!

 

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「あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選びだせるプロフェッショナル」です。

肌の構造や、化粧品の成分表示を理解し、肌悩みに対して適切な化粧品を選ぶことができる専門家。

 

 

 

 

 

 

入浴時の洗い過ぎにより、肌が乾燥してしまっていることも。

 

私たちの肌は乾燥や刺激から肌を守るために、皮脂線というところから皮脂を分泌してお肌を守っています。

 

私たちは、朝顔を洗ったりお風呂で頭や体を洗ったり清潔にしていますが、“洗い過ぎ”により本当は残したい(皮脂)まで流してしまっている可能性が。つまり自分が本来持っている保湿成分を一緒に洗い流されてしまっているということです。肌を清潔にすることも重要ですが、肌の潤いを奪いすぎないことが大切です。

 

石鹸やボディーソープで洗うとさっぱりしますが、お風呂上がりのスキンケアに保湿ローションやクリームが手放せなくなってしまいます。

お肌は常在菌が肌バリアを作ってくれています。これは天然の高級クリームと言われているほど。逆に悪玉菌が増えた肌はカサカサ、ブツブツなど肌トラブルの元になります。

体だけでなく、頭皮や髪も同じことが言えますね。お湯だけで約80%の汚れが落ちると言われています。ですが、シャンプーを完全に止めることは難しいと思うので、頭皮や髪にやさしいシャンプーを選んだり、2日に1度にするなど見直してみるのも良い方法だと思います。

 

 

 

 

子供の乾燥肌とかゆみの関係

 

子供の乾燥肌とかゆみの関係

 

乾燥肌の人はかゆみを伴うこともしばしば。特に冬は乾燥しているのでちょっとした刺激にも敏感になります。

 

何歳になっても、どんな肌質の人でも共通することは「保湿をする」ということが大切なキーワードです。

お風呂上がりは特に乾燥が進んでしまいますので、入浴後すぐにスキンケアを行うことが理想です。

 

 

 

化学繊維を控え、オーガニックコットンやシルクがオススメ

 

乾燥している肌は刺激に敏感になっているのでお子さんの肌質に合ったものをチョイスしてあげると良いですね。

 

例えば冬場に活躍する機能性インナーは、子供にはあまりオススメできません。なぜなら、アクリルやポリエステルなどの化学繊維を使っているからです。また、マフラーや手袋でも同じことが言えます。

インナーを着せる場合はコットン100%やシルクなどが肌にも優しくオススメです。
また、バスタオルを吸水力が良いものを選べばタオルを肌にあてるだけで水分を吸い取ってくれますから、肌への摩擦も防げます。

 

 

 

毎日使用する洗剤や柔軟剤、石鹸・シャンプーこそ慎重に選んで!

 

消臭効果抜群の洗濯洗剤や蛍光剤入りの洗剤は、乾燥した肌に刺激になることも。柔軟剤は界面活性剤がたっぷりと含まれているため、乾燥肌でお悩みの方にやアトピーなどの肌疾患を持っている方にはオススメできません・・・

 

商品によっては「24時間香りが継続」や「消臭効果抜群」などの文言がありますが、つまりはその分強い成分や化学物質が含まれているという意味です。

 

毎日使うものこそ慎重に選ぶ必要がありそうです。

 

 

 

 

子供の乾燥肌=なるべくシンプルなケアで洗い過ぎないことが重要です!

 

子供の風呂

 

皆さんは毎日の入浴(お風呂)どうされていますか?

 

何気なく使っているお風呂のお湯には「塩素」が入っています。敏感肌のお子さん、また大人でも、この塩素が刺激になってしまうことがあります。

 

ここで気をつけて欲しいのが一番風呂です。一番風呂ってすごく良いイメージですが、塩素がたっぷりの状態なので、とても良いお湯とは言えません。一番初めに入った人が一番塩素を肌に吸収してしまうからです。

入浴剤やビタミンC粉末などを使い、対策をするのが手軽です。

 

 

 

 

塩素除去対策


 

塩素は肌や髪に刺激を与えます。プールの殺菌剤として使われている有名な「塩素」ですが、私たちを様々な菌から守ってくれますが、髪や肌の刺激となり、乾燥やきしみを感じることがあります。決してカラダに良いものとは言い難いものです.

 

飲み水は浄水器やミネラルウォーターで当たり前のように対策していますが、お風呂の水は何もしていない方がほとんどです。バリア機能が弱まっている肌は刺激を感じやすくなっているため、塩素除去対策をオススメします。

 

 

 

お風呂はぬるめのお湯に設定


 

寒い日は、お湯の温度を高めにして、ついつい熱い湯船で温まりたくなってしまいますが、熱いお湯は皮脂を取りすぎてしまい乾燥に繋がります。

 

また、子供は大人よりも体温が高いので、大人のちょうど良い熱さのお湯では熱いと感じている場合があります。

子どもの乾燥肌に悩んでいるママさんは入浴温度も見直してみましょう。

理想的な温度は 夏:37℃〜39℃、冬:40℃までにしましょう。

 

 

 

石けん・シャンプーを

見直してみて!


 

石鹸やシャンプーを毎日使って清潔にしている私たちですが、冒頭でも書いたように「洗い過ぎ」が皮脂を取りすぎてしまい、肌のバリアを壊し、乾燥肌の原因になっている可能性があります。タモリさんや福山さんが石けんを使っていないということは有名なお話ですよね。

まずは、乾燥肌になってしまったら今使っているシャンプーやボディーソープを見直してみましょう!

シャンプーはアミノ酸が主成分のものを、ボディーソープはアミノ酸が主成分で泡タイプのものを選ぶと肌への摩擦を防げます。石けんが良い場合は透明度のあるものを選びましょう。

 

 

 

石けん・シャンプーの使用回数を減らす


 

は、毎日石けんやシャンプーを使わなくても、汗などの汚れは水溶性なので湯船にゆったり浸かれば十分に落とすことができます。

とは言っても、いきなり止めるのは抵抗があると思うので週に何回かはお湯だけで洗ったり、汗をかいた部分だけは石けんを使う!など自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

 

石けんを使う場合は、大人と同じボディソープや石けんではなく、赤ちゃん用の石けんやベビーソープの方がやさしい成分で出来ています。

 

また、髪の長い女の子がいる場合、リンスやコンディショナーをすると思いますが、子供は髪のダメージが特にないため、必要ないと思います。気になる方はドライヤーの前にアウトバストリートメントを毛先のみにつけて乾かしてあげると良いでしょう。リンスやコンディショナーの洗い残しがあったり、背中や顔に残ると肌トラブルの元になるので使用する場合は髪を洗ったあとに体を洗いましょう!

 

 

 

 

子供にかゆみや湿疹ができた場合の対処手順

 

子供にかゆみや湿疹ができた場合の対処手順

 

市販薬を使う

市販薬には非ステロイドの軟膏、ステロイド外用薬が一般的です。
薬剤師さんに相談して決めるのがマスト。アトピー性皮膚炎などを発症している場合や症状がひどい場合は迷わず皮膚科を受診しましょう!

 

皮膚科や小児科に行く

「ステロイド剤をなるべく使いたくない!」と思うママさんが多いかもしれませんが、かゆみや炎症が起きている時はまず少しでも症状を楽にしてあげることが先決です。
お医者さんの指導の元に正しく使用すれば短期間で炎症を抑えることが期待できます。

 

保湿ローション・クリームを使う

市販のベビー用のローションやクリームを購入する場合はなるべく刺激が弱いものを選びましょう!

「セラミド」が不足すると乾燥肌になりやすい原因となるとされています。セラミドが配合されている商品は肌のバリア機能をサポートしてくれるので日々のスキンケアにオススメです。

また、抗炎症成分のアラントインやグリチルリチン酸2K配合のものなどもあります。ベビーローションで保湿する場合はローションを塗ったあとにクリーム等でフタをしてあげると良いでしょう。
ワセリンはあくまでも肌表面を保護するためのものなのでローションなどを塗ってからワセリンでフタをしましょう。また、ワセリンには白色ワセリン、プロペト、サンホワイト、ヴァセリンなど種類があります

 

 

 

 

ピジョン

桃の葉ローション

 

出典:楽天

抗炎症成分のグリチルリチン酸2kやアラントインが配合されています。少しとろみのあるテクスチャーでとてもぬりやすいです。肌に優しく、夏はあせも対策にも使えます。桃の葉ローションはメーカーによって配合成分が違います。できればアルコール(エタノール)不使用のものを選ぶのがオススメです。

 

 

 

日興リカ

サンホワイトP-1

出典:楽天

一般的にドラッグストアで売られているワセリンとは違い、高純度に精製されたワセリンです。少量を手のひらにだしてローションなどで保湿したあとに塗ると効果的です。ワセリンには肌に水分を与えるものではなく、肌の表面に膜をはって水分を逃さないフタのような役割を持っています手のひらに一度出して柔らかくしてから塗るようにしましょう。

 

 

 

 

アルージェ

モイスチャー ミストローションⅡ (しっとり)

アルージェ公式:https://www.arouge.com/lineup/moisture_mist_lotion_2.html

 

こちらのアルージェは製薬会社が作ったスキンケアシリーズで、ドラッグストアで購入することが可能です。

この商品の最大のポイントは保湿に欠かせない「セラミド」を配合していることです。無香料のため変な香りもせず、ミストタイプなので使いやすいです。

 

 

 

 

水分と油分をバランスよく補いましょう!

 

 

筆者は自分の子供にセラミド系のローションか「ももの葉ローション」を塗ったあと、サンホワイトでフタをしています。塗ったあとにベタつきが少なくオススメです。最近はケアセラのボディ乳液も使ったりもしています。

小児科や皮膚科で乾燥肌と診断された場合に「ヒルドイド」や「ビーソフテン」を処方されると思いますが、ひどい乾燥肌になっていない場合は市販の保湿アイテムで十分ホームケアができると思います。

最近ではオーガニックがブームとなっていますが、植物エキスや香料、精油などは子供の肌に刺激になる可能性があり、お肌の弱い子にはあまりオススメできません。
なるべく薬を使いたくないのが親心ですよね。一度かゆみや湿疹などの症状が治まっても日常の過ごし方などを改善しなければ、また同じような症状が出てしまいます。まずは簡単にできそうなところからチャレンジしてみましょう!

 

 

乾燥肌には肌バリアを守るのが基本!

 

 

飲み水には気を遣っていても、お風呂の水には対策をしていない方が多いはず。お風呂は365日、毎日のことだからこそやさしいお湯で洗ってあげたいものですね。

そして何度も言いますが、皮脂を取りすぎることなく肌を清潔にするのが理想的です。

 

 

 

赤ちゃんから使える重炭酸入浴剤

Baby tab(ベビタブ)

 

出典:Baby tab

 

病院やクリニックでも取り扱われている「ベビタブ」は、肌バリアを壊さないことに着目した入浴剤です。着色料・香料・防腐剤(パラペン)・アルコール・界面活性剤が無添加なので、新生児から安心して使用できます。

 

重曹とクエン酸のマイルドな洗浄力と重炭酸の細かな泡の効果で自然と汚れが落ちるので、浴槽に入るだけでお風呂完了!面倒臭がりな子もお風呂好きになっちゃうかも。

 

乾燥肌の子におすすめな理由は、肌バリアを壊さないことでお肌がしっとりすべすべ。また塩素除去までできるので敏感肌の方も使用できます。

 

ぬるめのお湯でも湯冷めしにくいため、子供だけでなく、家族全員にメリットがあるのが人気の秘訣です。体が痒くなるお子さんもぬるいお湯でOKなら喜んでくれますね。

 

 

 


入浴剤でお風呂の塩素除去って

どういうこと!?


 

水道水の水は、安全のために消毒用として塩素が加えられています。これが水道中に残った残留塩素は、お肌や髪を構成しているタンパク質を酸化させ、保水力や保湿機能を下げてしまう恐れがあります。お風呂に入ると肌がピリピリするのも残留塩素の影響です。

 

その残留塩素から肌を守るためには、塩素を除去する入浴剤を使用するのが簡単です。では、どのように変化するのか動画で見てみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

子供の乾燥肌・アトピー肌向けに人気の下着や肌着は?

 

 

スキンケアや洗浄剤だけでなく、乾燥肌やアトピーさんは肌に接する衣類など、どんなものを使っているのでしょう? 

 

私の周りの乾燥肌で悩んでいるママさん達は、やはり綿100%のものを使っている方が多いようです。汗を吸い、静電気が発生しないものが一番だと言っていました。化繊は静電気でほこりを集めたりするようです。

 

病院に行くほど重症な乾燥肌の場合、化繊は思い切って捨て、素材にこだわった衣類に買い換えるのもひとつの方法だと思います。

 

 

 

無添加ガーゼ

松並木のパジャマ

 

出典:楽天

 

お風呂あがりに肌に触れるものを見直してみるのもいいでしょう。お肌に優しい無添加ガーゼ松並木のパジャマや寝具、赤ちゃんから子供まで弱肌さんに支持されているアイテムがたくさんあります。

 

 

 

 

浅野撚糸のエアーかおる

オーガニックコットンタオル

 

出典:Coni Coni

 

頻繁に使うタオルを見直すのも重要です。エアーかおるというオーガニックコットンタオルは、赤ちゃんの肌を優しく守る柔らかさ。日本アトピー協会推奨品認定!他、ものづくり日本大賞「経済産業大臣賞」文部科学大臣表彰「化学技術賞」中日産業技術賞「特別奨励賞」など権威ある賞を多数受賞しています!

 

 

 

 

超低刺激コットン

クオーレ・アモーレの肌着

 

出典:クオーレ・アモーレ

 

肌に触れるものだからこそ気にかけたいのが肌着。皮膚科の先生にもおすすめされているクオーレ・アモーレの肌着は、創業大正2年のノウハウを極め、肌着に適した超低刺激コットンを開発しました。乾燥肌や肌弱さんなら要チェックです。

 

 

 

 

まとめ

 

 

日本には乾燥肌や敏感肌、さらにアトピー性皮膚炎などたくさんの肌トラブルで悩んでいる方が大勢います。「お風呂上がりの10分が保湿の勝負!」なんて言葉を耳にしますよね。

 

ローションやクリームでケアするのも1つの方法ですが、子供が乾燥肌にならない為にも「石けんで洗い過ぎないこと」と「スキンケアをして保湿をする」「肌に触れるものにこだわる」ということに目を向けてみてくださいね!