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東洋医学の基本を知ろう

季節の変わり目には体調を崩しやすいものですよね。風邪をひいたり、疲れが取れなかったり、だるかったりイライラしやすかったり・・・
そんな心身の不調を感じても、わざわざ病院に行くほどでもなかったりして、栄養ドリンクでやり過ごす人も多いのではないでしょうか。
そんな“なんとなく不調”を改善するのに役立つのが東洋医学の考え方なんです。漢方薬を飲むのではない、健康状態の改善方法をお届けします。





「未病」状態とは?

東洋医学で「未病」は「病気に向かう状態」を指し、この時期に治してしまうことが大切だと考えられています。
簡単にいうと病気ではないが健康でもない状態が未病となります。肥満やメタボリックシンドローム、境界域糖尿病、境界域高血圧、骨粗鬆症、動脈硬化など様々な病気が未病の対象となります。
これらは自覚症状はなくても検査結果で異常が確認されたりします。
この他、自覚症状はあるが検査では異常が出ないもの、例えばなんとなく調子が出ない、休んでも疲れが取れない、胃腸の不調、手足の冷えなどの状態も病気のサインかもしれません。
未病を改善することで病気を予防することにつながり、健康寿命を伸ばしたり、医療費を抑制することにもなるのです。




健康の三要素「気・血・水」を知ろう

植物が青々と茂る初夏、私たちも仕事やプライベートを活発に楽しめる季節です。ところが五月病や自律神経が不安定な状態で気持ちと体が追い付かない。
そんな未病状態は、東洋医学の「気・血・水」という考え方で言うところの「気」がスムーズに流れていないことで起こります。
気・血・水の三要素が正常に体内を巡っている時は健康状態が良く、元気に過ごすことができます。

■気・・・元気や気力といった目に見えないエネルギーのことで、自律神経を司ります。血や水を動かすリーダー的な存在。
■血・・・文字通り血液を指します。生きるのに必要な酸素や栄養を全身に送り届け、各器官を養います。
■水・・・リンパ液や細胞内の体液。身体を潤し、円滑にします。人の体は9割が水?というくらい。水を滞りなく巡らせて排出することが重要。




健康の三要素「気・血・水」を知ろう

植物が青々と茂る初夏、私たちも仕事やプライベートを活発に楽しめる季節です。ところが五月病や自律神経が不安定な状態で気持ちと体が追い付かない。
そんな未病状態は、東洋医学の「気・血・水」という考え方で言うところの「気」がスムーズに流れていないことで起こります。
気・血・水の三要素が正常に体内を巡っている時は健康状態が良く、元気に過ごすことができます。


■気逆タイプ
・のぼせや動悸、頭痛、めまいなど。
・上半身に不快な症状があり、足が冷える。
・突発的な頭痛や腰痛がある。
・急な腹痛が起こる。
・なんとなく落ち着かない。
・すぐに赤ら顔になる。
★このタイプの養生:ぬるめのお風呂や腹式呼吸でリラックス。足元を温める。

■気滞(気うつ)タイプ
・のどや胸、お腹や頭に膨満感やつかえ感がある。
・気持ちがふさぎイライラや不眠がある。
・憂鬱な感じがしたり、頭が重かったりする。
・寝起きが悪い。
・おならやゲップが多い。
★このタイプの養生:香りの強いハーブやかんきつ類を積極的に食事に取り入れる。

■気虚タイプ
・気力がない、疲れやすい、ストレス、睡眠不足が続いている。
・食が細くなり、お腹を下しやすい。
・呼吸が浅い、息切れしやすい。
・汗をかきやすい、風邪をひきやすい。
・顔につやがない。
★このタイプの養生:消化が良く温かいものを食べ、睡眠を十分に取る。

■瘀血(おけつ)タイプ
・顔色がくすみ、クマやシミができる。
・首や肩が凝りやすい、決まったところが痛む。
・顔色がどす黒い。目の周りがくすんでいる。
・手足に冷えがある
。 ・慢性的な痛み・痔、がんなどの持病がある。
・女性特有の病気や不調がある。
★このタイプの養生:運動や入浴で血行を促し、食物繊維を多く摂る。冷たい食べ物は避ける。

■血虚タイプ
・髪や肌、爪の艶やハリがない。
・睡眠不足や無理なダイエットをしている。
・不安・動悸が起こりやすい。
・目が疲れやすい。ドライアイである。
・顔色が白っぽい、めまいが起きやすい。
・手足が引きつる、しびれを感じる。
★このタイプの養生:夜更かし厳禁。目の酷使も避ける。黒い食材を積極的に摂る。

■水毒タイプ
・お腹からポチャポチャ音がする。
・喉が渇きやすい。脱水症状にある。
・頭が重い
・立ちくらみがする。
・すぐ車酔いをする。
・唾液が多い。
・鼻水がよく出る。
・頻尿である。
・朝方に身体がこわばる。
・全身がだるく重く感じる。
・むくみやすい。
★このタイプの養生:筋肉を鍛えて水分を溜めにくい体を作る。体を温め、利尿作用のある食材を利用する。




心身のバランスを測る「実証」「虚証」

東洋医学で体質や体力の分類に使われるもう一つの物差し、「実証(じっしょう)」「虚証(きょしょう)」という考え方があります。
簡単にいうと、実証は丈夫で体格もがっちりした人で無理がきく積極的なタイプ、虚証はやせ形で胃腸が弱く寒がりな人で消極的なタイプ。どちらが強くても不健康な状態となります。
実証と虚証のバランスが取れた「中庸(ちゅうよう)」が良いとされています。体質を見極めることで未病を改善していきましょう。






文責:レイ



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