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花粉症対策の基本と最新情報を抑えてムズムズシーズンを乗り切ろう!

寒い冬もそろそろ終わり、心華やぐ春が近づいてきました。ところが心底から喜べないのが花粉症の人です。環境省の『花粉症環境保健マニュアル』によると、日本人の花粉症の有病率(2008年)はおよそ30%で、1998年からの10年間で10%も上がっています。いま花粉症が増えている原因とは?気になる花粉症情報と、おすすめの花粉症対策もあわせてお届けします。



花粉シーズン到来!2017年最新情報をチェック!

日本の国民病とも言われている花粉症。
患者数が増えている原因は、飛散する花粉数が増えていること、乳児期に母乳でなく粉ミルクによる人工栄養の影響、食生活の欧米化、腸内細菌の変化や感染症の減少などが指摘されています。

ほかにも大気汚染や喫煙なども花粉症患者の増加に影響しているとされています。
さて、気になる今年のスギ花粉の飛散量ですが、日本気象協会によると近畿、四国、九州など西日本各地で前シーズンの2倍以上になるという情報も。
飛散開始は2月上旬からで、関東地方は2月中旬から。ピークを迎えるのは3月に入ってから。
全体的には例年並みという印象ですが、それでも花粉症の人にとってつらい時期だということに変わりはありません。


花粉症対策の基本・薬について

花粉症の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどや目のかゆみ・異物感、涙が出る、頭痛、皮膚炎、だるいといった全身症状など様々です。

人それぞれ症状は異なりますが、中心となるのが「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」の3つ。これは花粉アレルギーの原因となる花粉が身体に侵入した時に、防御反応としてヒスタミンを放出するのですが、そのヒスタミンに対して免疫系が過剰反応を起こしている状態なのです。

アレルギー対策の基本は薬による対症療法になります。病院で処方される薬、薬局で買える市販薬、どちらも主成分はヒスタミンの分泌を抑える成分です。即効性や眠気、のどの渇きなどの副作用の出方も異なります。

自分に合った薬を見極めるには、一度アレルギー専門の病院で診察してもらうと良いでしょう。
また、鼻炎治療用のステロイド点鼻薬、目薬も同時に使用する人が多いです。点鼻薬はステロイドとは言っても副作用が少ないものなので、子供でも比較的安心して使うことができます。ただし自己判断で使用を中止しないことが大切です。

目薬にはかゆみや結膜充血、涙目、目やになどの症状に悩む人はヒスタミンを抑えるタイプを、そのほか花粉シーズン前から使う予防タイプ、炎症を抑える効果のあるステロイドが含まれるタイプなどがあります。
なお、普段コンタクトレンズを使っている人は、花粉症シーズンには使い捨てコンタクトにするか、できればメガネを使う必要が出てきます。


薬以外の花粉症対策をチェック!

アレルギー症状があまりひどくない人や、薬の副作用を避けるため、できれば薬に頼らずに花粉症シーズンを乗り切りたい、という人もいると思います。
薬以外の花粉症対策には、日々の食生活でポリフェノールや乳酸菌を摂取することが効果的と言われています。特にヨーグルト等で乳酸菌を摂取すると、腸内環境を整えて免疫力を高められるそうです。

ポリフェノールにはヒスタミンを抑えたり炎症を和らげる効果があるため、食品等で積極的に取り入れると良いでしょう。甜茶(てんちゃ)や凍頂烏龍茶、べにふうき、緑茶にも含まれています。
ハーブのエキナセアには免疫力を高める効果があり、花粉症対策のほかインフルエンザや風邪対策にもおすすめです。

最近の研究では、花粉症の症状を悪化させる可能性があるものとして、空気中の汚染物質やストレスの影響などが考えられています。花粉をブロックするには高機能のマスクや花粉メガネ、空気清浄器を使用するなどして室内の花粉を取り除くことも大切です。



気になる!子供の花粉症が増えている?

前述の『花粉症環境保健マニュアル』による年代別の花粉症有病率では、1996年の調査では最も花粉症が多かったのは30代から40代前半の年齢でしたが、2006年の調査では年代による差がほとんどなくなっていました。
花粉症以外のアレルギー疾患を持っている人や、家族が何らかのアレルギーを持っている人は、それがない人に比べて花粉症になりやすいと考えられています。

また、花粉症の症状と関連性の強いものの一つとしてタバコを指摘する報告がある他、換気の悪い部屋でのストーブやガスレンジなどの燃焼による室内環境の汚染も花粉症の症状悪化に関係するとの指摘もあります。

さらに春先の黄砂(PM2.5)が花粉症の症状を悪化させる可能性が指摘されています。黄砂情報は気象庁のホームページで飛来予測を見ることができます。多く飛んでくる日はなるべく黄砂に触れないよう、外出を控えたり洗濯物を外干ししないなど気をつけたりしましょう。




文責:レイ



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