トップコラム 【危険!】血糖値スパイクを放置すると突然死も!?その症状見逃さないで!

【危険!】血糖値スパイクを放置すると突然死も!?その症状見逃さないで!

血糖値を気にするのは糖尿病の人だけで良いと思っていませんか?まだ若いし肥満でもないし、健康診断でも血糖値の異常なんて指摘されたことがない。血糖値なんて気にしなくても大丈夫…そう思っている人が多いと思います。しかし血液検査の迅速化が進んで分かってきたのが“かくれ糖尿病”とでも呼ぶべき症状の人たち。「血糖値スパイク」と呼ばれる症状を持つ人が、なんと推計で1400万人にも上るのではないか、ということが最近分かってきたのです。

放置すると怖い「血糖値スパイク」について、その症状や対策についての情報をお届けします。


血糖値スパイクとは?

多くの人が毎年健康診断を受診していることと思います。様々な検査項目の中で、血糖値は通常空腹時の値が糖尿病の判断基準として用いられています。ところがこうした健康診断では見逃されてしまうのが、今回のテーマである「血糖値スパイク」なのです。

空腹時血糖値は60~109mg/dLの範囲内が正常とされていて、これを超えると糖尿病と診断されます。また、糖尿病の治療や予防においてはHbA1cという過去2か月間の血糖値コントロールも大切となります。これ以外に食後すぐの血糖値を測定する重要性が分かってきたのです。

どんな人でも食後すぐは血糖値が上昇し、2~3時間で正常値に戻るのですが、正常であれば高くても血糖値が140mg/dLを超えることはほとんどありません。

しかし血糖値スパイクでは、食後の血糖値が140mg/dLを超えて急激に上がることで、血糖値のグラフを見るとまるでスパイクのような形を示すのでこう名付けられました。病院では一般的に「食後高血糖」と呼ばれています。



気をつけたい血糖値スパイクの症状

食後、急激な睡魔に襲われる。しっかり食べたのに甘いものが食べたくなる。頭痛やイライラ感、集中力・判断力の低下などが血糖値スパイクに伴う症状です。血糖値が急激に上がることで眠気を感じたり、その後血糖値が急激に低下することで低血糖の症状が引き起こされるのです。

血糖値スパイクは空腹時血糖値が正常だったり血糖値が高めのボーダーラインで、糖尿病を発病していない人や、発病して間もない人に多く見られます。つまり糖尿病の始まりにもなっています。

しかし血糖値スパイクが怖いのは、糖尿病になる前の血糖値スパイクそれ自体が身体に悪影響を及ぼすからなのです。



放っておくと突然死!?

血糖値スパイクであることに気付かず、そのまま放っておくと動脈硬化が進行し、血管系の代表的な疾患である脳梗塞や心筋梗塞を発症する恐れが高まります。また、網膜症やがん、認知症にもつながる恐れもあります。。

何故そうした危険が高まるかというと、急激に血糖値が上がることで、全身に張り巡らされた毛細血管が圧力によって傷つき、血管系の疾患につながるリスクが高まったり、脳へのダメージで認知症を招くと考えられるのです。



効果的な血糖値コントロール対策とは?

放っておくと恐ろしい血糖値スパイクですが、適切な血糖コントロールで簡単かつ効果的に予防ができるのです。ポイントはズバリ食生活に気を付けること。白米、白パン、ジャガイモなどは血糖値が上がりやすいので控えめにしましょう。逆に、玄米、全粒粉のパン、豆類は血糖値の上がりにくい食材です。また、食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、食事の初めに野菜を食べることをおすすめします。

食事のスピードが速い人に起きやすいとも言われていて、仕事が立て込んでいるために昼食に糖質の多い炭水化物を急いで食べ、血糖値スパイクによる症状で食後の仕事がはかどらない、という悪循環に陥る人も。ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎも防ぐことができます。

また食後30分~2時間ほどの間にウォーキングなどの軽い運動をすると、血糖を消費することができます。上手に血糖値をコントロールして、健康に過ごしたいものですね。



文責:レイ



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