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子どものワキガの原因。対策と治療、わきが改善の生活習慣とは?

 

 

思春期になると第二次性徴として様々な変化が現れ、場合によっては脇の下から独特な臭いを発することがあります。臭いが強い場合は腋臭症(えきしゅうしょう)、通称ワキガと呼ばれます。

 
ワキガの原因は汗の種類とニオイ菌にあります。汗を分する汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」があります。それぞれの特徴は次のようなものです。
 
 
 
 
 <エクリン腺>

全身に平均350万個もあり、99%は水分で残り1%はほぼ塩分でできている。
体温調節のための発汗、緊張した時の手のひらの汗などはエクリン腺からの汗です。
  
 
 
<アポクリン腺>

腋(わき)、耳、陰部にある。タンパク質や脂質などの成分が含まれ、ワキガの原因となる。
黄ばみの原因である「リポフスチン」という色素も含まれている。
また、耳垢が湿っていることと、わきがのには関係性があると言われています。
 
アポクリン腺の数は成長に伴って変わります。小学生から中学生にかけてわきがになる子どもが多いようです。
男の子は12~13歳頃から、女の子は10歳頃から成長するため、この年齢でワキガが発症しやすいと言えます。アポクリン腺から分泌される汗は栄養がたっぷりで、皮膚の細菌が繁殖しやすいため、ワキガ臭の原因となるのです。

 

 

 

ワキガ対策、セルフケアアイテムと診療科について

 

最も基本的な対策は、身体を清潔に保ち、汗をかいたらすぐにふき取ることです。それでもワキガが心配な場合はセルフケア、場合によっては皮膚科や外科で診察・治療してもらうようにしましょう。

自分の匂いは自分ではわからない場合があるの本人は気付いていないこともあります。

 

 

<セルフケア>


制汗剤やデオドラント製品を使って汗を押さえたり、ニオイ菌を殺菌します。
 
制汗剤にもスプレータイプやクリームタイプがありますが、しっかりと汗を押さえたい場合はクリームタイプの方を選んだ方が効果を感じやすいと思います。
 
香り付きのものや無香料のものがありますが、ニオイを心配している人には無香料の方が良いと思います。
 
 
 

<皮膚科・外科>


ワキガの診察科は皮膚科や美容皮膚科、美容外科、形成外科等です。
 
ワキガを診療対象としているか確認してから診察すると良いでしょう。
 
治療方法としては、レーザー治療、ボトックス注射、手術などがあります。子どもの場合は皮膚科が敷居が低いと思います。
治療法は医師と相談して決めるのが大切ですね。

 

 

 

ワキガを改善する生活習慣

 

 

ワキガは体質的なものもあり、遺伝しやすいと言われています。親がワキガの経験がある場合は子どもも発症する傾向がありますので気をつけて見てあげましょう。
 
また、食生活によってニオイが変化することもあり、脂肪分の多い食生活でニオイが強くなると言われています。野菜をあまり摂らずに肉類、バターやチーズなどの乳製品、動物性脂質、タンパク質に偏った食生活を続けるとワキガを発生するリスクが高まります。
 
また、疲労から汗の中のアンモニアが増えてしまうため、睡眠不足やストレスの多い毎日を送ることも避けましょう。
 
腋(わき)の脱毛との関係ですが、自己処理で毛抜きを使ったりするとアポクリン腺を刺激してしまったり埋没毛を発生させてワキガに悪影響を及ぼす可能性があります。シェービングにするか、サロンでの脱毛をおすすめします。最近の脱毛は価格も抑えられていますので、女の子ならとくに早めにきちんとした処理を親子で考えたいものです。
 
 
 
 
(まとめ)

親ならば誰でも、子どもには毎日を明るく元気に過ごしてもらいたいから、ニオイ対策にも敏感でいたいですね。
難しいことではなく、ちょっとした変化に気づいてあげることで素敵な親子関係が続くのではないかと思います。
 セルフケアで解決できない場合はクリニックなどをなるべく早めに受診するようにしましょう。
 
 
 
 
文責:レイ

 

 

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