トップ> コラム> 赤ちゃんが寝てくれない!対応策は?~睡眠不足でもう限界~

睡眠不足でもう限界!寝てくれない赤ちゃんの対応策は?

 

 

子育てを始めて、「赤ちゃんってこんなに寝てくれないんだ!」と驚いた方も多いのではないでしょうか。育児書に「新生児期はほぼ寝ています」「生後4~5カ月ごろからまとまって眠ります」などと書かれていても、実は育児書通りに発達する赤ちゃんの方が珍しいのです。

 

赤ちゃんが寝てくれない原因とその対策について、私の体験談を交えながら解決策をご紹介します。

 

 

 

■ 私の体験談 ■

 

私には2人の子どもがいますが、長女は特に「寝てくれない赤ちゃん」でした。昼夜問わず30分~1時間おきに泣いて起き、生後半年を過ぎても2時間おきに起きる毎日でした。

 

細切れにしか眠れないというのは、想像以上に体力や精神力が削られるものです。子どもが小さいときは常にどこか具合が悪く、気持ちも後ろ向きになりがちだったことを覚えています。

 

実家は遠く、夫は仕事で家にいないことも多かったので、誰かに寝かしつけを代わってもらうこともできず、つらい時期を過ごしました。

 

1歳ごろになってようやく3~4時間ほど続けて寝てくれるようになり、まとめて眠れることのありがたさをひしひしと実感したものです。

 

 

 

 

月齢別の睡眠時間って?

 

 

そもそも、赤ちゃんは1日のうちどの程度眠っているものなのでしょうか。

 

個人差が大きいのですが、生後1カ月ごろまでは1日約16時間、生後2~3カ月ごろで約15時間、生後4~6カ月ごろは約14時間といわれています。

 

ずいぶん長く寝ているように感じますが、数時間まとまって眠ってくれる赤ちゃんばかりではなく、私の長女のように、昼夜問わず30分から1時間おきに起きては寝る、というのを繰り返す子もいます。

 

育児書には、「生後4~5カ月ごろからまとまって眠ります」と書かれていることもありますが、赤ちゃんの眠りは個性が出やすいものです。平均睡眠時間や長く眠れるようになる時期は、あくまでも目安だと考え、赤ちゃんそれぞれのリズムやペースを大切にしてあげたいですね。

 

 

 

 

赤ちゃんが寝ない原因と対策

 

 

赤ちゃんが寝ない原因としては、次のようなことが考えられます。寝かしつけがうまくいかないときは、1つずつチェックしてみましょう。

 

 

 

・オムツがぬれている

 

おしっこでオムツがぬれていると、お尻が冷えてしまい赤ちゃんが泣くことがあります。

最近の紙オムツは性能が良く、長時間使っても大丈夫なものも増えていますが、なるべくこまめに新しいものに交換してあげましょう。

 

 

 

・おなかがすいている

 

 

赤ちゃんが1日に飲むミルクの量の目安はありますが、こちらも個人差が大きいところです。赤ちゃんの体重や欲しがる量に応じて、適切に調整してあげてください。

 

母乳育児であれば回数に決まりはないので、赤ちゃんが欲しがったときにあげれば大丈夫です。赤ちゃんの体重が増えず、授乳間隔もあまりあかない場合は、赤ちゃんがしっかりと母乳を飲めていない可能性があるので、必要に応じてミルクもあげてみましょう。

 

私の場合、長女のときはほぼ母乳のみでミルクを足さずに育てていましたが、夜間の頻回授乳で疲れ切ってしまいました。そこで次女のときには無理をせず、疲れているときや夜眠る前はミルクを併用することにしました。赤ちゃんがおなかいっぱいになりやすく、少し長めに眠ってくれるので、気持ちがずいぶん楽になりましたよ。

 

 

 

・暑い、寒い

 

赤ちゃんが心配なあまり、つい厚着をさせがちなママ・パパは多いものです。でも赤ちゃんは基本的に暑がりなので、大人より洋服を1枚少なめにしてあげる方が快適です。

 

逆に、夏場に汗をかいたり、クーラーの効いた部屋にずっといたりすると、赤ちゃんの身体が冷えすぎてしまうこともあります。薄手のガーゼケットを一枚赤ちゃんに用意してあげると、蒸れにくく冷えにくいのでおすすめです。

 

 

 

・ゲップが出ない

 

ゲップが出ないまま横になると、赤ちゃんは胸やおなかの張りを感じて泣くことがあります。

吐き戻し防止にもなるため、ミルクや母乳を飲ませたあとは、なるべくしっかりゲップを出してあげると良いですね。

 

 

 

・昼夜の区別がつかない

 

生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別がつかないため、昼に起きて夜に寝るという睡眠リズムの整った生活ができません。生活リズムが整ってくるのは、生後3~4カ月ごろだといわれています。

 

そのため、生後3カ月ごろになったら、朝は決まった時間に起きて日の光を浴びる、午前中は外出する、寝る前の時間はテレビやライトをなるべく消すなど、赤ちゃんの生活リズムが整いやすいように心がけると良いかもしれませんね。

 

また、眠る前に決まった音楽を聴く、読み聞かせをする、子守歌をうたうなど、いわゆる「入眠儀式」を行うのも、赤ちゃんの眠りを誘うのに役立ちますよ。

 

 

 

・興奮している、不安を感じている

 

 

日中に何か新しい出来事があったときなどは、興奮し過ぎて赤ちゃんが眠れないことがあります。

 

赤ちゃんに適度な刺激を与えるのは悪いことではありませんが、お出かけのときはあまり多くの予定をつめこみ過ぎず、赤ちゃんのペースでのんびりと楽しめる範囲を心がけましょう。

 

また、何らかの理由で不安を感じて泣くこともあります。抱っこをして揺らしてみる、眉間やおでこ、指先をなでてあげる、ベビーマッサージをするなどスキンシップをとると、赤ちゃんの緊張を和らげることができます。

 

ママやパパと密着していれば落ち着くという赤ちゃんも多いので、その場合は抱っこ紐を利用するのがおすすめです。

 

私は、スリングという抱っこ紐をよく使っていました。スリングは一枚の布でできているので、赤ちゃんが眠ったらスリングごとベッドにおろして寝かしつけることができ、とても便利でした。

 

また赤ちゃんの首がすわった5カ月ごろからは、おんぶ紐が大活躍しました。おんぶであれば両手が自由になるので家事もできますし、背中にくっついている安心感からか、赤ちゃんも静かにお昼寝をしてくれることが多かったですよ。

 

 

 

・眠る場所や環境に慣れない

 

 

平らなベッドに1人で横になるのが嫌で、赤ちゃんがなかなか寝てくれないこともあります。

 

添い寝をしてみたり、パパママの胸の上に寝かせてみたりして、赤ちゃんが眠りに入りやすい環境を探してみましょう。

 

赤ちゃんが気に入るのであれば、ゆらゆらと揺れるスイングベビーラックなどを活用しても良いですね。

 

また、寝たと思ってベッドに置こうとすると起きる、いわゆる「背中スイッチ」がついている赤ちゃんの場合は、おくるみを活用してみてください。おくるみで赤ちゃんを包み、眠ったらおくるみごとベッドに置いてあげると、「背中スイッチ」が起動しにくくなります。

 

安全を見守れる環境であれば、必ずしもベッドで入眠しなければならないわけではありません。赤ちゃんの個性に応じて、眠りやすい場所を探してあげたいですね。

 

 

 

・中途半端な眠たさにぐずっている

 

睡眠リズムが整っていない赤ちゃんにとって、「眠い」という感覚は不快なものだといわれています。「眠いのに寝ずに泣く」という「寝ぐずり」が起きるのも、このためです。

日中の寝ぐずりであれば、一度しっかり赤ちゃんを起こしてあげるという方法もあります。一度目を覚まさせてから、本格的に眠くなったときに寝かせてあげた方が、ママやパパもストレスが少なくてすみますよ。

 

 

 

・体調が悪い

 

 

ひととおりのことを確認してみて、それでも赤ちゃんが眠らずに泣き続ける場合は、赤ちゃんの体調をチェックしてみましょう。熱が出て不機嫌になっている、便秘でおなかが痛いといった理由で眠れていないこともあります。

 

普段から熱を測って平熱を把握しておく、赤ちゃんの排便の回数を記録しておくなど、「普段の様子」と違ったところがないか、確認できるようにしておくことが大切です。

 

また、鼻水や咳といった風邪の症状は、赤ちゃんの安眠を妨げます。鼻吸い器を使ったり、病院を受診して症状をやわらげるお薬を処方してもらったりすると、眠りやすくなりますよ。

 

 

 

 

同じ悩みを持ったママ・パパはたくさんいる!

 

 

赤ちゃんが思ったように眠ってくれない、夜泣きがでヘトヘトという悩みを持ったパパママは実はたくさんいます。自分だけと思わず、ストレスを抱え込み過ぎないことも大切なことです。

 

睡眠不足状態で身体や心が疲れてしまったときは、ためらわず一時保育施設などの利用を検討してみてくださいね。私は自治体が運営している一時預かり施設を何度か利用しましたが、数時間1人で眠っただけでも、ずいぶんと体調が良くなりました。

特に一人目の時は新米ママでもあるので何かと頑張りすぎてしまうものです。そんな時は、先輩ママや育児のプロにアドバイスを貰うのも対策方法の一つかもしれませんね。

 

夜中に眠れないのは本当につらいものです。無理をし過ぎずに、誰かの力を借りたり、便利な育児グッズを活用したりしながら、この時期を乗り越えていきましょう!

 

 

 

mamaライター : 青海 光

 

 



バックナンバー