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つわりでお風呂が入れない!気持ち悪くなる理由と効果的な対策は?

 

 

妊娠初期に強くあらわれやすい「つわり(悪阻)」。

胃の不快感や吐き気が続いたり、実際に嘔吐したりといった症状が出る

やっかいなものですが、「お風呂に入ると悪化する」という方も多いものです。

妊娠前は大好きだった食べ物が急に食べれなくなってしまったり、お腹が空くと気持ちが悪くなってしまう食べづわりなどの症状はよく聞くお話ですが

なぜ、つわりの時期はお風呂がつらくなるのでしょうか。その理由と対策をご紹介します。

 

 

 

 

つわり中のお風呂がつらい理由

 

つわりの時期は、妊娠前には気にならなかった「におい」や「感触」に敏感になることがあります。お風呂場の次のような刺激が、妊婦さんの吐き気に拍車をかけてしまうことがあるのです。

 

 

・湯気

 

つわりの時期に、お風呂場にこもる湯気が苦手になる方は少なくないようです。湯気の湿ったにおい、息を吸ったときに喉に入り込む刺激、肌にまとわりつく感触などで、吐き気が誘発されることがあります。

 

・石鹸などのにおい

 

お風呂場には、入浴剤、石鹸、シャンプー、リンスなど、においのするものがたくさんあります。普段であれば「良い匂い」と感じるものも、つわり中は刺激が強すぎて、気持ち悪く感じることも多いのです。

 

・心拍数が上がる

 

妊娠中はホルモンバランスの変化で自律神経が乱れ、動悸や息切れを起こしやすくなっています。その状態で入浴すると、血行が促進されたことでよりいっそう心拍数が上がり、吐き気が強くなってしまうことがあるようです。

 

 

 

 

つわり中のお風呂の入り方

 

つわりの時期にお風呂に入るときは、なるべく身体に負担をかけないよう、次のような方法を試してみましょう。

 

 

・浴室の扉を開ける、換気扇を回す

 

湯気が吐き気の一因になっている場合は、浴室の扉を開け放ったり、換気扇を回したりして、湯気が浴室内にこもらないようにします。浴室の外から入ってくる冷たい空気は、吐き気をやわらげる効果もあります。

 

 

・お風呂の温度を下げる

 

湯気が発生し過ぎないよう、お風呂の温度を下げ、ぬるま湯で入浴するのもおすすめです。42度以上の熱いお湯での入浴は、湯気が発生しやすいことはもちろん、急激に心拍数を上げてしまうため、吐き気を強くしてしまうこともあります。

 

つわり中のお風呂は、38度~40度くらいの温度に調整しておくと安心です。ぬるま湯でも湯冷めしにくくなる、専用の入浴剤を活用するのも良いですね。重炭酸入浴剤のベビタブなら、無着色無香料で、産後は赤ちゃんと一緒に使うこともできるのでおすすめですよ。

 

ベビタブなら、お風呂に入るだけで自然に汚れが落ちるので、体を洗う必要がありません!

 

 

 

 

・無香料の石鹸を使う

 

入浴剤や石鹸などは、無香料タイプを選ぶのがおすすめです。ただし「無香料」とは、「無臭」という意味ではありません。においづけをしていないというだけであって、素材のにおいは残ります。

 

石鹸などのにおいがどうしても気になる場合は、原材料の異なるものをいくつか買いそろえてみて、吐き気につながらないにおいを探してみましょう。

 

 

・体調の良い時間帯に入浴する

 

1日の汚れを落とすため夜に入浴している方が多いかと思いますが、入浴の時間帯にこだわる必要はありません。つわりがつらい時期は、夜は身体を拭くだけにして、体調の良い時間帯にあらためてお湯につかるという分割方式もおすすめです。

 

 

・シャワーや清拭で済ます

 

どうしてもお風呂に入るのが難しい場合は、シャワーや、身体をタオルなどで拭く清拭で、清潔を保ちましょう。

 

シャワーの温度は、熱すぎないように38度~40度程度にし、短時間でさっと髪と身体を洗います。

 

シャワーも難しいという場合の対処法は、蒸しタオルで全身を拭くという方法もあります。タオルを水でぬらして絞り、500~600ワットの電子レンジで30秒ほどあたためれば、簡単に蒸しタオルができます。タオルの温かさでリラックスもでき、身体もさっぱりしますよ。

 

夏場によく売られている、使い捨てのデオドラントボディシートや、水のいらないシャンプーなども便利です。においが気にならないものを選んでくださいね。

 

 

 

 

上の子がいるときの入浴方法は?

 

 

第二子以降の妊娠の場合は、上の子どもを入浴させなければならないので、ママはお風呂場を避けて通れないこともあるでしょう。

 

頼れる家族がいれば良いのですが、どうしても1人で入れなければならない場合は、子どもだけ先に、シャワーで洗ってしまうという方法もあります。

 

一緒に入浴するよりも身体への負担が少ないですし、子どもを洗うだけなら短時間ですみます。

 

つわりのひどい時期に、必ずしも一緒に湯船につかる必要はありません。子どもの清潔さが保てれば十分と考え、無理はしないようにしましょう。

 

 

 

 

 

★☆筆者の体験談☆★

 

 

筆者はつわりの症状が重く、第一子・第二子ともに、吐きすぎてトイレにこもったり、寝たきり状態になったり、入院したりといった生活をしていました。

 

妊娠前はお風呂が大好きだったのですが、水のにおいがダメになってしまい、長い時間浴室にいることさえできなくなってしまいました。

 

そのため、あまり汚れていない日は蒸しタオルで身体を拭くだけにして、3日に1回シャワーが浴びられれば良いと考えるようにしました。第二子のときには、子どもだけを手早くシャワーで洗い、子どもが湯船につかっているときは、お風呂場の外に座って様子を見守っていました。

 

足湯は気持ち悪くなってしまいダメでしたが、蒸しタオルで足先をきれいにするとさっぱりしたので、全身を拭く余裕さえない時は足だけを拭いていました。

 

つわりの症状は人それぞれ個人差があるので、自分の快適な方法を見つけられると良いですね。

 

 

 

 

 

体調がすぐれないときは無理をしない

 

 

特に夏場は、お風呂に入ってさっぱりしたいという気持ちと、お風呂に入って気持ち悪くなりたくないという気持ちがせめぎ合いがちです。

 

ただ、お風呂は絶対に入らなければならないというものではありません。清拭でもある程度の汚れを落とすことはできますし、数日シャワーが浴びられなかったからといって、母体や胎児に大きな影響が出ることも考えにくいでしょう。

 

無理にお風呂に入って体調が悪くなってしまっては、元も子もありません。あまり神経質になり過ぎず、気分が良いときだけシャワーで手早く洗ったり、ぬるま湯につかったりするようにしてみてくださいね。

 

 

mamaライター : 青海 光

 

 



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