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産後の腰痛がひどい!骨盤矯正の必要性、腰痛の原因と対策、正しいケア方法とは?

 

 
かわいい赤ちゃんを迎えて幸せいっぱい!なのに、ママの身体はボロボロで、腰痛、肩こり、むくみ、体形や体重がさっぱり元に戻らない・・・その原因は骨盤にあった!?
 
今回は骨盤矯正の重要性と産後の腰痛を防ぐ方法をお届けします。

 

 

 

 

産前・産後に腰痛はつきもの?

 

 

妊娠、出産はどんな女性にとっても一大イベントです。だからこそ出産後は心身共に様々なトラブルの可能性があります。精神的なトラブルでよく知られている「産後うつ」、またNHKの情報番組が名付けた「産後クライシス」があります。どちらも女性の心身の負荷に対して女性本人と周囲の配慮不足が危機を招いた結果でもあるでしょう。

 

また、個人差はありますが日常生活も滞るようなつわりの時期を乗り越えると、安定期に入ってどんどん大きくなるお腹。適切なケアをしないと妊娠線ができてしまう恐れが・・・。
大きなお腹を抱えて臨月を迎えるころには体重は10kg~15kgも増え、順調な妊娠でもお腹が張ったり脚がむくんだりつったりと様々なトラブルが続きます。人によっては切迫流産の恐れから絶対安静を指示されたりもします。
 
 
また、妊娠中から多くのプレママが悩むのが「腰痛」なのですが、産後に悪化させて慢性的な「腰痛持ち」にならないよう、きちんと対処することが大切です。

 

 

 

 

“妊娠中”の腰痛の原因と対処法とは 

 

◎原因は、大きくなるお腹を支えるため「姿勢の変化」と「ホルモンの影響」


 

妊娠中は急激に体重が増え、お腹が大きくなることで、姿勢が変化します。前に膨らむお腹で重心が前傾してしまうため、無意識に後方へバランスを取ろうとして背中の筋肉が緊張した状態になっているため、腰痛が起きることがあります。

また、妊娠3カ月頃から分泌されるホルモンの影響で関節や靭帯が緩みます。それを支えようとして腰痛が起きることも。そのほか、精神的な緊張や不安からくる腰痛もあります。
  
 
◎対処法は、正しい位置での骨盤ベルトが効果的

 
妊娠中の腰痛を避けるためには背筋を伸ばすストレッチ・運動や、骨盤ベルトを正しい位置で使うことが効果的です。

 

 

“産後”の腰痛の原因と対処法とは

 

 

◎原因は、妊娠中に動きが制限されたことによる「筋力低下」


 

産後にママはゆっくり休む間もなく始まる新生児の育児が始まります。産後は筋力も低下していることもあり、骨盤が妊娠前の位置に戻らない状態が続くと身体のラインが崩れてしまい、妊娠前の体形に戻れない恐れもあります。

妊娠前の洋服が着られなくなったり、肩こりや腰痛などのトラブルに見舞われることも。

 

また、すくすくと成長する赤ちゃんは、生まれた時は3,000グラム程度でも、およそ1ヶ月0.5kgペースで体重が増えていきますので、1年後には10kg前後になっています。赤ちゃんを抱っこしたり何かとかさばる荷物を持ったり、お買い物も増えて腰への負担はかなりのものとなります。
 
 
 
◎対処法は、「骨盤ベルト」と「骨盤を動かす運動」

 
そもそも出産の時に女性の身体は大きな変化をします。骨盤は大きく開き、産後数カ月かけてゆっくりと元の状態に戻っていきます。
ただ、妊娠や出産を通して左右の骨盤の歪みやバランスが崩れていると、正常な状態に戻りにくいというのです。
 
さらに、横座りやイスで脚を組む癖のある人は要注意。産後2~3ヶ月でしっかりと骨盤矯正をすることで、産前のスタイルの維持回復へとつながります。

 

 

 

 

 

産後の骨盤矯正は、絶対に必要なの?

 

 
最近では、「骨盤が歪む」という言葉が流行し、「産後に骨盤矯正をしないと歪んだまま固定されてしまう」という恐ろしい噂を耳にするようになりました。
 
出産を通して緩んだ骨盤を元の位置に戻してあげることを骨盤矯正といい、体形の維持や健康の維持のために大切と言われていましたが、必ず病院へ通うべきなのでしょうか?
   
 
◎産後の骨盤のズレは、半年ほどで自然と元に戻るのが一般的

 
しかし専門家に話を伺うと、「骨盤が歪む」ことは医学的にありえないということがわかりました。出産時に、赤ちゃんを産道を通すために骨が数ミリ動くと言われていますが、生理的なものなので半年ほどかけて自然と元に戻っていきます。
 
 
 
◎産後1ヶ月は、とにかく無理をしないことが大切

 
産後一ヶ月ごろまでは、出産により身体が大きくダメージを受けています。産褥期(さんじょくき)といって、女性が妊娠前の状態に戻っていくまでに産後6〜8週ほどかかると言われています。
 
育児も大変な時期ではありますが、その期間はできるだけ無理をせず、パパや周囲の家族と協力して、お母さんである自分も身体をゆっくり休めましょう。
  
 
◎自分でできるケアを徐々に始めて行こう

 
腰痛の原因として、妊娠中に動きが制限され、お腹周りとお尻周りの筋力が低下することによって、股関節と腰の動きがうまく連動して動かなくなることが影響しています。
 
無理をして、激しい運動や腹筋などのトレーニングをするのではなく、簡単な骨盤を動かす運動骨盤ベルトを巻いて、元に戻すことを心がけましょう。
 
また授乳の姿勢が腰痛を悪化させていることもあります。授乳クッションなどを使って負担がかからないように工夫するといいでしょう。
  
 

◎産後の腰痛がひどい時には国家資格を持つ整骨院・整体へ


 

腰痛がひどく専門家の施術でケアをしたい場合には、国家資格を持つ整骨院・整体がおすすめです。

 

ここで注意をして欲しいのは、必ず国家資格を保持している治療院であること。名前が似ていているため見分けづらいですが、「整骨院」の施術には柔道整復師という国家資格が必要で、「整体院」には資格不要でも施術することができます。またリラクゼーションを目的としたエステやマッサージでは、妊婦さんへの施術の知識が薄いこともあります。

 

必ず資格を持ち、妊婦さんにも対応可能な信頼できる治療院を選びましょう。

 

 

産後の腰痛対策!骨盤体操、骨盤ストレッチ、骨盤ベルトで解消

 

妊娠中は必然的に妊娠前よりも運動不足になり、腰まわり(骨盤まわり)の筋肉が弱っています。

産後の骨盤矯正には様々な方法がありますが、基本的には骨盤ベルトや産後ガードルを使って外からサポートしてあげることと、骨盤体操や骨盤スクワット、ストレッチ等の運動を取り入れることが中心になります。

 
 
★骨盤ベルト

骨盤ベルトやサポーターは、ウエストに巻くのではなく、おへそから真っ直ぐ下にある「恥骨結合」と、その外側にある出っ張った太ももの骨「大転子」を結ぶラインに巻きます。キツク巻き過ぎず、正座もできる程度の強さで利用しましょう。
(私はトコちゃんベルトを使っていました!)
 
 
 
★骨盤体操

忙しい新生児育児の合間にできるのは、日常的な簡単な運動です。
 
1. 足を肩幅に開く
 
2. 手を腰に当てて左方向に2~3回ゆっくり大きく回す
 
3. 右方向に同じように回す
これ以外にも様々な運動がありますので、自分に合うものを探して実践しましょうね。
 
  
 
  
(まとめ)
 
やっとのことで出産を乗り越え、ついに待望のベビーの誕生!お腹も身体もすっきり元通りに・・・となる訳でもないんです。出産という大仕事を終えたら待ち構えているのは24時間続く赤ちゃんのお世話。
 
あちこち痛む身体にむち打っての育児となれば、精神的にもまいってしまいます。
 
かわいいベビーとの新しい毎日を楽しむためにも、産後の身体の不調を我慢せず、きちんと対処して自分にも赤ちゃんにも優しくしてあげてくださいね。
 
 
 
 
 
文責:レイ

 



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